ワンちゃんのレプトスピラ症に関する報告

ワンちゃんのレプトスピラ症は、レプトスピラ属(Leptospira)の細菌の中で病原性を持った病原性レプトスピラによって引き起こされる感染症です。
レプトスピラはスピロヘータと呼ばれる細菌の一種で、人にも動物にも同等に感染する人獣共通感染症(じんじゅうきょうつうかんせんしょう)の一つであり、感染症法では四類感染症に指定されていて、家畜伝染病予防法では、届け出が義務化されています。
人間における感染例は、亜熱帯地方が中心ですが、日本でも河川を通じた集団感染が確認されています。
ワンちゃんのレプトスピラ症は、イヌレプトスピラ菌(L.canicola)と黄疸出血レプトスピラ菌(L.icterohemorrhagica)の2種類で、それぞれ違った症状を引き起こします。
多くのワンちゃんは明らかな症状を示すことなく自然治癒していきます。ネコちゃんに感染してもほとんど症状は出ませんが、排尿を通して菌をばらまいてしまう危険性があります。
[イヌレプトスピラ菌によって起こる主な症状]
40℃前後の高熱、元気が無い、食欲不振、結膜の充血、嘔吐、血便、血尿、鼻血、吐血、尿のニオイが強くなる、黄疸など。
[黄疸出血レプトスピラ菌によっておこる主な症状]
突然の高熱、食欲不振、全身の震え、嘔吐、口内粘膜や歯茎からの出血、黄疸など。
人間で発症した場合は「ワイル病」と呼ばれています。
レプトスピラ症の主な原因
ネズミとの接触
→ 最大の感染源はネズミです。ネズミは感染しても症状は出ず、生きてる間はずっと尿から菌を垂れ流し続けます。この菌を含む尿が溶け込んだ水などをなめたり飲んだりすることで感染します。侵入部位は皮膚の傷口や腸管の粘膜です。
感染動物との接触
→ 感染したワンちゃん同士の接触、感染したネズミまたは他の動物との接触、当然のことながら、ワンちゃん同士の交尾でも感染します。
レプトスピラ症の治療
ワンちゃんの主だったレプトスピラ症の治療と対処は4つあります。
ワクチン接種
→ 実質的予防といえますが、獣医師と相談して対応してください。
投薬
→ ペニシリンやストレプトマイシン等の抗生物質で、主に腎臓内に生息している菌に対処します。
対処療法として
→ 脱水症状があればブドウ糖や乳酸リンゲル液等の輸液を使います。肝臓障害があればVBや強肝剤、尿毒症があれば腹膜などが施されます。
感染源との接触を断つ
→ 菌は湿った土の中や水の中で180日以上生存することができます。屋外の電柱や水たまりなどは常に感染源になる可能性を持っています。
重度のレプトスピラ症から復活したワンちゃん(警察犬)
レプトスピラ症が悪化して重篤な状態に陥ったワンちゃんがいました。
様々な治療を施しても一向に症状が改善しない、いよいよダメかな・・・
その時点で、何かしてやりたいという気持ちで、動物用補完食レンチンコップパウダー15gを与えられたそうです。(少し多めに)
そこから約10日間で症状が劇的に改善、その資料を掲載しておりますので是非ご覧ください。
尚、回復後に抗体/抗原検査を実施されています。
レプトスピラ抗原検査の結果は「陰性」、この結果にも驚かれていました。
血液検査結果表(鬼島アレックス君)
https://vfarm.co.jp/
ヒトも動物も、ウィルス、菌、様々な感染症があります。
コンパニオンアニマルレンチンコップパウダー15gは、免疫機能に働きかけることを基本としています。
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