COLUMN
健康
消化酵素と代謝酵素
2024年07月25日
消化酵素
唾液に含まれるポチアリンはでんぷんを麦芽糖に分解します。胃液に含まれるペプシン、膵液に含まれるアミラーゼなどは協力して炭水化物やたんぱく質を分解します。
小腸のトリプシン・エレプシン・リパーゼなどは、たんぱく質や脂肪を分解します。
代謝酵素
アミノ酸を合成しそれを変換して必要な組織に運ぶGOTやGPT、または活性酸素を除去するSODなどが周知されています。これらは筋肉や骨の形成、ホルモンなどにも関連し、身体の正常な働きを促しています。
これらの酵素は加齢や様々なストレスで不足しがちになります。
酵素不足に陥ると、消化・吸収・貯蔵・分解・排泄など物質代謝の不調、便秘、過敏症、冷え、浮腫、貧血、血行不良、肌荒れ、こり、肥満、ホルモンアンバランス、頭痛、生理不順を引き起こし、疲労過多、精力減退、老化の加速なども感じやすくなります。
また、酸化物の除去能力の低下、体力や気力の低下、免疫力や治癒力の低下、さらには高血圧症、糖尿病などの生活習慣病の原因にもなります。
植物性酵素を外から取り入れることで、体内で作られる酵素は健やかに保持されやすくなります。